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コロナ禍での熱中症対策-昭島営業所編

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コロナ禍での熱中症対策-昭島営業所編

2021.07.22

7月は、熱中症対策重点期間です。

厚生労働省は「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」として、職場における熱中症予防対策の浸透とともに、重篤災害の防止のために、事業場における対策について緊急時の連絡体制の整備、暑さ指数(WBGT値)の把握等を特に重点的に行ってきました。

環境省・気象庁は連携して「熱中症警戒アラート」を発令し、暑さ指数の活用とともに、アラート発令時の予防行動等を周知してきました。

ですが、令和2年の東京23区における熱中症による死者は200人に上り、梅雨明け後から死者数が急増していることから、梅雨明け~盛夏には熱中症の危険が高まることが示されています。
運送業である当社では、炎天下の中作業することもあり、熱中症になるリスクが高いです。

当社ではどのように対策をしているのか、今月から2回に分けて熱中症対策の取組をご紹介します。

昭島営業所では、6月ごろより暑さ指数の掲示を始めました。

暑さ指数とは、気温・湿度・輻射熱(日差しを浴びたモノ・ヒトなどから発される熱)など周辺の熱環境を取り入れた、人体と外気の熱のやり取りに着目した指標です。

28℃以上になると熱中症になるリスクが高くなり、33℃以上と予測されると熱中症警戒アラートが発されます。

これを掲示し、注意を促して自己防衛のための指標としています。

左側のボードの窓部分に暑さ指数を色分けして掲示しています


また、塩飴や塩分タブレットの配布、飲料水の配布を実施し、従業員に冷たい飲みものを提供し、積極的な水分補給をするよう声掛けをしています。

ノンカフェインの麦茶、スポーツドリンク、経口補水液の3種類を常時冷やして提供しています。

ドライバーさんからはスポーツドリンクが、事務所では麦茶の人気が高いです。

麦茶にはミネラルが含まれており、脱水症状予防、身体を冷やしてくれるだけでなく、血圧を下げる効果もあるそうなので、個人的には麦茶がもっとドライバーさんにとってもらえるように考えていきたいと思います!

次回は、日高営業所の熱中症予防の取組についてご紹介します!

写真1枚目のクーラーボックスにこのようにドリンクを冷やしています
塩飴・塩分タブレットはほかの飴などと分けて配布しています