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ロコモチェック

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ロコモチェック

2023.10.24

 当社では今年度の定期健康診断に合わせて、「ロコモチェック」を実施しました。


 ロコモチェックは 「立ち上がりテスト」「2ステップテスト」「ロコモ25」 の3つからなり、 これらのテストの結果により、ロコモでない状態、ロコモが始まっているロコモ度1、ロコモが進行したロコモ度2、ロコモがさらに進行して社会参加に支障をきたしているロコモ度3を判定できるというものです。

ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは?


「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が
低下している状態のことをロコモ(ロコモティブシンドローム)といいます。

https://locomo-joa.jp/ ( 日本整形外科学会ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト より)


 今回は初めての取組みということで、事務所の従業員と50歳以上のドライバーの従業員を中心に対象者を選抜し、テストも簡易な方法で実施しました。


 まず「立ち上がりテスト」では、下肢筋力を調べるため、20㎝と40㎝の高さの台から片脚もしくは両脚で立ち上がれるかチェックします。
 なお、立ち上がる際に反動をつけないように、腕は胸の前でクロスして行います。
 40㎝の台は通常であれば問題なく立ち上がれる方が多いと思いますが、反動をつけない状態で片脚で立つとなると途端に難易度が増し、意外と大変だと感じる方が多かったです。
(一部の方はさらに低い20㎝の台から片脚で立つことができていました。)

40㎝と20㎝の高さの強化ダンボールをレンタルしました。


 次に 「2ステップテスト」 では、 できるだけ大股で2歩歩いた距離を測り下肢の筋力・バランス能力・柔軟性などを含め、歩行能力を総合的に評価します。
 普段大股になることがないため、後日筋肉痛になった方もいました。

2歩の歩幅を図るためのシート(こちらもレンタル)


 最後に、運動器の不調に関する25の質問に答える「ロコモ25」を回答し、各項目の結果の中で最も低下が進行している 段階が判定結果となります。
 

 今回の結果は後日健康診断の結果と併せてお渡しする予定です。
 ロコモが進行すると最終的には要介護状態に至ってしまうため、従業員に長く健康に働いてもらうためにも、会社として結果をもとに対策を講じていく必要があります。


本イベントは来年以降も継続していく予定です。

実施の様子